拝啓 15の君へ

最近、アメトーークで「中学の頃イケてないグループに属してた芸人」を見ていて、せつない気持ちになるのは私だけではないはずです。

中学生の頃より、今の方がどう見てもリア充ですありがとうございました。でも勝手なイメージだけど、リア充の人は「匿名よりミクシー」とかなんだろうなぁ…で、同級生とかのコミュに入ってさらにリア充になるんだぜ。絶対「私は羊です」とかわけの解らん事名乗って「メイドものAVがどうとか」なんて書かないだろうなぁ…とか思ってきて。

小学生の時も大して良い思い出はないけど、クラス女子が24人くらいだったんだけど、男子たちが修学旅行でランク付けをした結果「お前は18位くらいだった」と男子から聞かされました。言う方も言う方だけど、小学生ってよく言えば正直なんだけど結構残酷だわね。最下位ではないにしろ、なんか微妙なこの順位…それでもまだあまりイケてないとか考えた事はなかったけど、中学校の時は人生で最も暗い影を落とした過去かも。

陸上部に入ってたんだけど、先輩の卒業間近サイン帳が横行する季節、先輩がわざわざ教室まで来て「これ書いてね☆ミャハ」ってサイン帳を持ってきたんだけど同じクラスの部員にはあって私だけなかったとか、記録会の時に先生が存在を忘れてエントリー忘れたり、切ない思い出ばかりでサバンナ高橋や大吉先生の話なんてどうも他人事に聞こえなくてね、だからなのか、早く地元から離れたかったし、両親がいなくなったら帰省なんかしないかもしれないなぁ。

でも、中学生の自分に言っておく。
高校に入れば、もっと楽しくなるぞ。ただし、高校デビュー感が拭えず穴瀬君という同級生が「あの子は変わった!」とビックリするぞ。実家を出たら、彼氏もできて友達も増えて友達の家で桃鉄とかして盛り上がっちゃうんだ。子供を産んだら、優しい友達にたくさん会える。君は遅咲きなだけなんだ。32歳になれば、毎週友達と何か約束があって楽しくなってるから、希望を持って。ただ、痩せすぎと言われた体はすごい成長してる!