名づけは芸術へ

子供ができたら、必ず読み間違えられない名前にしようと決めていました。そして、読み間違えられない名前を付けました。私の名前の読みが二通りあって読み間違えられる事が多く(「裕子」さんに「ゆうこ」さんと「ひろこ」さんがいるような感じ)新学期のたびに訂正三昧、中学生になったら教科ごとに先生が変わるからいちいち名前を訂正しなきゃいけないしで非常に面倒なのですよ。

出産後に多量出血の為に血腫ができて手術を受ける事になったのですが、搬送された先が初診だったので苦しい中問診をすることになってしまいました。
「えーっと、ゆうこさん?」「ひ、ひろこです!!」というやりとりをせざるを得ずに「ぜ、絶対うちの子には読める名前をつけねば…!」と決心しました。(それどころじゃないのにね)

児童館や雑誌で見かける難読漢字、解読暗号…?何だ?と思ってたら子供の名前なのね。うーん、漢和辞典で調べた漢字(皆オンリーワン目指してるのね)がカッコいいですよ。そんな漢字が日本に存在するの知らなかった字も多い。きっと子供産まなけりゃ出会うこともなかっただろうね…ていうか漢和辞典読む事もなかっただろうね…市役所に勤める友人に聞いたところ、存在しない漢字を作って出生届を出される方も多いとか。
ところで最近の名づけは読み方がフリーダムすぎて、例えるなら「裕子」さんでも「はるな」ちゃんと読んじゃったりする時代なのですな。保育士さんや教師の方々の苦労が目に見えます…

なんていうか、最近の名づけは芸術の域に達してるんだね。存在しない漢字を作っちゃうあたりとか。そう思えば大した事でもないと…思えなくもないけど…芸術は爆発だ