病気まとめ

「卵巣のう腫」で検索してくる人が増えてきたようなので、備忘録代わりにメモしておきます。何かのお役に立てればよいのですが。

  1. 自覚症状は下腹部痛だった。(おなかが張ったような感じ)
  2. 出産から1年近いし検診がてら受診したら卵巣の腫れを指摘される。

血液検査をして良性と解ったけど様子見2か月。

  1. 2か月しても大きさが変わらないので総合病院に紹介状を書いてもらいMRIに入る。
  2. MRIはすごくうるさいよ。工事現場のドリルみたいな音が続きます。
  3. 6,7センチ×3,6センチののう腫があり手術を勧められる。ここでは開腹ではなく、腹腔鏡手術ができるので腹腔鏡を勧められる。
    1. 腹腔鏡手術のメリット・デメリット
      1. メスを入れるのが少ないので開腹より回復が早い(私は手術翌日に歩けた)
      2. 技術がいるのでできる医師がいなければできない
      3. 開腹よりやや割高(らしい。ちなみに私の場合20万円、この3割負担ですよ)
  4. のう腫は5センチからが手術対象らしい。いちおう様子見もできるけど、捻転(卵巣がねじれる)や破裂したら「即緊急開腹手術になる」と言われて怖くなって手術を決心した。
  5. 原因はない病気らしく、主治医曰く「この人の体質だと思ってください」との事。また、再発する可能性もあるらしい。
  1. 入院は手術前日から。夜はよく眠れるように睡眠剤を飲む。午前0時以降一切の飲食ができなくなる。
  2. 前日は麻酔科医、主治医、手術室の看護師、薬剤師などたくさん訪問があってちょっとしたスター気分。
  3. 手術は開腹なら1時間程度、腹腔鏡なら1時間半〜2時間程度と説明された。実際には麻酔を含め2時間かかったそうだ。全身麻酔なので点滴をしながら一瞬でガツンと眠る。次に「羊さん」と肩を叩かれたらもう何もかも終わってるので所要時間は特に気にならない。
  4. どうでもいいけどうちの夫は私の手術入院をめぐって姑にブチぎれたらしくてイライライライラしながら待ってたらしい。嫌だなぁ。
  5. 終わったら傷がズキズキ痛むので「傷が痛い」と言うと座薬を入れてくれた。
  6. 寝ていると主治医の先生が来て「ちょっと、子宮に癒着してました」と衝撃の発言をして去っていく。私はなんて返事したか記憶にないね。
  7. 手術が終わった午後3時過ぎから翌朝までは麻酔の副作用で吐き気がひどかった。とにかく気持ち悪い。二日酔いとかつわりみたいな症状。
  8. 点滴で水分補給ができてるので、吐いても脱水症状にならないみたい。
  9. 翌朝、やっと水分が採れる。寝てても寝返りしたりとにかく動けと言われる。それができたので一度起き上がってみたらあまりもの辛さに30分寝る。こんなのでほんとに今日中に歩けるのかと思う。
  10. 事態はお昼に好転する。36時間ぶりの食事。最初は5分粥。でも、おかずは並食なので、タイミング悪く刺身がついてくる…残して、立って歩いてみるとスタスタ歩けた。動けば動くほど元気になる感じ。なので休みながら病棟の廊下を歩いてみる。
  11. 少し出血する。病院からの指示があると思いますがナプキンを持って行くとよいですよ。
  12. 術後2日目までは点滴が続く。みるみる元気になったので、暇を持て余す。
  13. 3日目の朝診察で「明日退院してもいい」と言われるので明日帰ると即答。結局、術後4日で退院しました。ほんとは、今日退院してもいいって言われたけどさすがに無理なので断念したね。
  14. 次の診察日までお風呂に入らない、セックスはしない、それ以外は普通どおりの生活でよいと言われる。しかし、はっきり「セックスしないように」と言われるのも清々しいような生々しいような不思議な気分ですな。だいたい「夫婦生活」とかってやんわり言う看護師さんお医者さんが多いのに。
  15. 術後生理周期が1度狂うようで、もし出血してもそういうことだから心配しないようにと言われる。

またあれば書き足しますが今日はここまでです。