実はこんなことも

実は出産後の出血がすさまじく緊急手術を受けることになり、お産よりこっちが死ぬかと思った。個人病院だったので総合病院に救急車で搬送されたのだが、その総合病院が初診だったので痛いっていうのに「何歳?身長は?アレルギーはあるか?」などと答えなければいけないのが辛かった。
手術前枕元で「輸血がどうのこうの同意書に署名を」と言われ、苦しむ中で同意書に署名してとボールペンを渡された。もうボールペンを折りたい衝動に駆られてたのだけどそうもいかず話など聞き流しとりあえず自分の名前を書いた。これ実は借金の連帯保証人の署名だったらどうしよう。署名が終わったらまた「今まで大きな病気はしたことありますか?」なんて聞かれる。「なーいでーす、痛い、痛い!!」と叫んでいると遠くで声がする。「麻酔科の先生があと15分で来られるそうです」15分!殺す気か!とすら思った。まあ、麻酔科の先生もすぐには来られないし仕方ないんだけどその時の私はとにかく15分というのが永遠に感じられた。なので構わず「痛い、痛い」と言い続けてみた。すると看護士の人が「そう痛いねーもうちょっとの我慢だからね」と言うけどどう聞いてもその場しのぎだし!ちょw痛いからなんとかして!とうめいているとやっとのことで手術室に運ばれて麻酔を打ってもらった。あーこれで痛みともおさらば。(ここで意識途切れる)あー陣痛でお昼ご飯も食べれなかったよあたしゃ、ご飯食べさせてよって懇願したら5時間は食べちゃダメって??私の苦しみは丸1日続くんですか。朝の5時半から陣痛始まって、痛みのあまり食べれなくて午後3時に出産して、午後7時ごろ手術を受けた(らしい)、んでまったくもって長い長い1日だった。死ぬかと思ったけどちゃんと空腹を感じたから、きっと死なないと思った。けど産まれて始めてちょっと死ぬかと思った。しかし1,5キロ分の出血があり、子羊も3,5キロ弱あったのに体重が4キロしか減ってなかったのはなぜですか?ちょっとした神様のいたずらですか?