アイ フィール ヒツズィ ツーリングワゴン

田舎者です、こんにちは。コンクリートの打ちっぱなしと、フローリングがあればそれはもうアーバンライフだと思ってます、こんにちは。彼氏はBMに乗ってて、休日はバーで何やら得体の知れないカクテルを飲むのがアーバンライフだと思ってます。実際は片田舎の市営住宅に住み、旦那の国産車のローンも残り、休日の前日は居酒屋でビールをガバガバ飲んでます。アーバンライフ送りてー。そんなゆゆしき羊です。

田舎者というのはやっぱりこう、劣等感ですな。

昨日、親の自営業のつきあいでお客さんとの食事会があり、初対面の方と結婚のいきさつなどを聞かれたわけです。
「えーっと、お嫁さんは地元の人?」
「いいえ、実家は兵庫なんです」
「ほー、またそんな都会から、神戸ですか?」
もうね、これは兵庫県出身者の8割が経験してるんじゃないかねこの会話。
「いやー、田舎なんですけどね、丹波の方です」
丹波?」
「かなり京都寄りなんですけどね。神戸みたいな都会じゃないですよ」
という話をしていると、伯母(うちの地元に来た事がある)が
「そうそう、羊さんの田舎ってほんと山の中って感じだったね」
と言うので少しカチーンと来たんですけど、ま、人前、人前、と思い「そうなんですよ、ほんとに田舎で」と謙遜(ていうかほんとに山の中なんだけど)していると追い討ちをかけるように「高速道路が通らなかったらもっと何もない田舎だったんじゃない?」と伯母が言い、もうなんかこれ以上話すと大人げなく怒りそうなのでさりげなく話題を逸らす大人気ない羊でした。

正直地元に大した愛着もないし、山の中で田舎なのは本当のことだけど人に指摘された途端もの凄くむかつくのはなんでだろう?なんか自分までバカにされたような気になるからだろうね。伯母は海沿いの街の商店街の娘さんなので、こんな山の近くに家がある!って驚いただけかもしれないけど。でも決して誉められた行為ではないと思う。田舎者ってなんでかこういうのには非常に敏感だからね。