伝説のレジ打ち

地元のスーパーで有名なレジ打ちのおばさんがいた。

おばさんは午前中の出勤なので朝しか出会えない。よく出勤途中にお昼ご飯を買いに行ったものだ。心なしかおばさんのレジには列が出来ているような気がする。

いらっしゃいませおはようございますお待たせしてもうしわけございません、100円が1点、98円が1点、198円でございます、はい、200円お預かりいたします、2円のお返しでございます、どうもありがとうございましたぁぁーいらっしゃいませおはようございますお待たせいたしました…と、いつ息継ぎしているのかよく解らないのでいつも私はドキドキしてしまう。それに眉毛の描き方がすごくて生え際まで伸びている。ドキドキしてしまう。

残念ながら今住んでいるところにはあのおばさんを越えるレジ打ちさんがいない。ドキドキしたい。