大事なのは結果ではなく過程??

2ちゃんの育児板を見ていたら、こんな記事を見つけました。2007年の出来事かな??だいぶ古いですが…

幸せなお産(魚拓)

とある夫婦が妊娠した。助産院で産みたい。
胎児の逆子が治らず助産院では法律上産めないという事
妊婦さんは体格が細くて骨盤が狭いため普通分娩では無理だと言われるも
吉村病院と出会い自然なお産をすることに。
1か月しても産気づかず、3日陣痛が続くが陣痛が弱くなる
苦渋の選択で総合病院に搬送され帝王切開で出産するも、3日後に赤ちゃん亡くなる
でも幸せなお産だったよ

という話です。(私なりの解釈ですが)ネタだと思いたい話ですが??

普通に病院にかかっていれば予定帝王切開でしょう。

「自然なお産」ってなんだかスイーツ(笑)のにおいがするような…そりゃ自然にまかせるのが良いんでしょうね。私も陣痛が来るのを待って自然分娩しました。(会陰切開もしたし吸引分娩もしたけど)それがいちばん良いんでしょうね。

知人は、予定日を1週間過ぎても産気づかず陣痛促進剤で出産したそうです。微弱陣痛で陣痛促進剤を使った友達もいますし、緊急帝王切開になった友達もいます。でも皆「赤ちゃんが無事生まれてくれるなら何でもよかった」と言っています。本音としては陣痛に苦しみ「何でもいいからとにかく赤ちゃん出して」というのもあったそうですが。

とか言っておいて私も私で弛緩出血を起こし総合病院に搬送されました。何が言いたいかというと、「出産は予測できない事態が起きる」って事です。

この幸せなお産にこだわった人は、幸せなお産にこだわりすぎてなんだか本質が見えなくなったのかなぁ?という気がします。こだわりすぎるあまり赤ちゃん死んじゃったら意味ないと私は思うけどな。

お産も大事だけど、お産は過程のひとつに過ぎないだけで決してゴールじゃないしね。

気になったので取り上げてみました。この帝王切開した病院も散々な言われようでかわいそうな話です。産科崩壊ってこういうところからも始まってるのかな?