1Q84雑感

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

やっと読み終えました。「二つのストーリーが交差」「何かのきっかけはセックス」「主人公には基本友達と呼べる人がいない」など、今までの村上春樹的な展開で大変よろしかった…のか、まあ、マンネリというわけではなくむしろ安心して読めたような感じはしました。「ねじまき鳥クロニクル」や「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」「海辺のカフカ」を読んでいた時のような既視感みたいな。

しかし前作「アフターダーク」を読んで思ったんだけど、村上春樹の小説の舞台が現代(2000年代)というのは今いち座りが悪い。1980年代がすごくしっくりくるような。