腐敗したこの世界に落とされた神の子???

若旦那さん(湘南乃風)の発言における破壊力はすさまじいなぁと思った。

「この腐った大人達が作った腐った世界を俺たちの手で変えて行こうぜ!!」みたいな感じだった。そ、それ、なんて、中2病…私は思わず後ずさりをした。

具体的に、どのように今この世界が腐っていて、それをどのような方法で変えていってくれるのかってちょっと聞いてみたいけど、なんかこういうふわーっとした理想論みたいなのって口ではなんとでも言えるわなと思うが、なんかかっこよく見えるからなんか言えば言うほどお得だよなとも思う。

それで思い出した、前回のラブちぇんだ*1。ラブちぇんは、夫婦を交換し2泊3日を過ごし夫婦のあり方を見つめなおすって感じの番組だ。

そこに出てきた夫「やる気がない夫から離れたい」何の仕事に就いても続かない夫から離れたい。「昨日は仕事に行ったから疲れた」とか言ってる。すごい屁理屈というか、むしろ新しい理屈だなぁ…そこまで言い切るとなんかむしろおかしく思う私がおかしいような気がするから不思議だ。

そこで交換されてきた妻に身の上話を始める。「実は娘は妻の連れ子で、実の父親である奴には二度と会わせたくない 俺が二人を守る」とか熱く語っていた。守るというのはなんかフワフワしたカッコいい言葉だけど、なんかこういうときに使えばカッコいいわ。そこだけ切り取れば「うわーお父さんカッコいい」なんだけど、でも仕事に行ったから疲れてしまうので翌日仕事を軽々休んじゃって、すぐに「これは自分に向いた仕事じゃない…」と仕事を変えちゃう情けない男なのである。彼的にはどういうつもりなのか知らないが結局大事なのはやっぱりぶっちゃけ経済的な事が大きい。

そりゃせっかくなら好きで向いてる仕事をするのも大事だとは思う。うちの実家の親だって「もう辞めたいけど、生活してけないし」と言いながら働いてる。ていうかそんな人は大多数だと思う。家族を養う為に向いてないなとうすうす思いながらも続けていけるのって並大抵の努力ではできない事ではあるが、俺が守ると言う位ならできるはずだ。というわけでがんばって欲しいと思う。トイレ行くのにもお金がかかるんだよ、生活というのは。

*1:あくまでも愛媛での放送なんで多少ズレはあるかも