疲れた体に追い討ちをかけるように拍車をかけるように疲れをまた重ねるようにしてくれるのはやっぱお客の存在。いや、お客様は神様ですことよオホホホ。あー、そしてどうして神様は自分の都合の悪い事を聞き流すというすばらしい能力をお持ちなのでしょうか。『前日までに予約が必要です』に続いてどうして神様は『解りました。じゃあ、今から作ってください』とおっしゃるのでしょうか。すばらしいお耳をお持ちです。もしかして庶民の観念と神様のお持ちの観念はまったく違うのかもしれません。たぶん神様にとって30分後とかが明日なのでしょうか。私も接客業に従事して長いのですが、まだまだ青二才だなぁ…勉強が足りません。

そんな庶民でも、業者さんとか黒猫さんには『ご苦労様でした』と言うのだけどそれがどうも違和感ありすぎていつも皆の声に合わせて『(ゴニョゴニョ)でした』とでした、の部分を強調してごまかしごまかしで挨拶している。ご苦労様は目下に使う言葉だから目上の人には使うなよと若い頃に教わって以来どうしても人に言えないのさ。でもこういう場合こっちが目上になるんかな?そういえば元同僚が職場のいちばん偉い人に『どうもご苦労様です』って言っててそりゃもう近くに居た羊は冷や汗ものだったけど、(知らないだけなのかもしれないけど)まあ気にしない人はそんなもんなのかね。ってゴニョゴニョやってたら、羊の仲間がもう一人いた。厨房にいる男子が一人、羊みたいにいつも『(ゴニョゴニョ)でした』ってやってた。こういう時って、お世話さまでした、とか?お疲れ様でした?だとなんか違うような。大人って難しいよね。そういう時の台詞って。

あー、日本語って難しいよね。神様ともっと本音で語り合いたい。『あんたどこに耳ついてんの?』