私の将来の夢は、場末でスナックを開くことであるのだけども配偶者が真剣に『スナックにはカラオケが無いとな』という心配をしている。カラオケのあるスナックじゃなくて、皆が私の美貌に見とれながら私はカウンターの隅でビールとか水割りとか飲みながらチーママに仕事してもらい肝心な時に私が飛び出して『いんやー、羊ママがいないとね』と言われるようなスナックを目指しているのだが、はたしてどういう努力が必要なのかと考えあぐねる毎日なのである。