小学4年生くらいの頃の日曜日の昼。

父親はいつものようにパチンコに行って不在。母親が今日はお昼は外で食べようと言う。行ってみると見知らぬ男性が座る席に座らされた。

母は言う。「このおじさんね、お母さんのお友達なの」
そのおじさんは言う。「はじめまして。羊ちゃんに羊弟くんだね。今日はおじさんがごちそうしてあげるから好きなもの食べなさい」

という出来事があった。
もしかしたら新しい父親候補だったのだろうか…と思うと、今でも恐ろしくて母に聞けない。