ひつたんポリス21
配偶者の原チャ(原動機付自転車)が盗まれてしまったので警察に行った。てっきり地域課とかそんなとこかなと思ってたら『あ、それは2階の刑事課へ行ってください』って事で頭の中では『太陽にほえろ』の音楽が鳴りながら向かった刑事課。てっきり普通に聞かれてハイッかと思ったらなんと取調室へ連行された。
齢26にして初の取調室。(いや、初めてじゃないってのもアレだけど)調書を取られてる。なんか私が悪い事をしたんじゃないかという錯覚に陥る。怖い。おそろしや警察パワー。
『えー、盗まれた時はおいくらでお買い上げでした?』
『う、うーん、確か8万くらいで買ったって言ってたと思うんですけど…』
『時価(今現在の価値)は、どれくらいでしょうねぇ?』
『じ、時価ですか?(いや、私バイク屋じゃないからわかんないよ)』
しばし悩む刑事と羊。
『ま、2,3万てとこじゃないですかね?』
『そうですね、そういう事にしときましょう。』
バイク屋じゃないのに査定する二人。
何はともあれ15の夜みたいな事してないでさっさと返したまえ、盗った人。