恋人曰く、羊はしっかりしてそうに見えて抜けている、らしい。

そういえば一度職場のコピー機のトナーが切れました。まったくコピーできません!って業者さんを呼びつけた。ものすごく急ぎの仕事があってすぐにでも来てもらわなければ困る状態だった。

慌てて業者さんが新しいトナー持参で来てくれた。
『あのー、まだトナー残ってるみたいです』
『え?そうなんですか?おかしいなぁー、でも、コピーできないんですよー』
『そうですか、ではちょっと点検してみます。』

『…すいませんが、コピーできましたよ。』
『いや、でも、私がコピーしたら真っ白で…』
『おかしいですねぇ、何が悪いんでしょうか。…失礼ですが、原稿をどちら向きにセットされましたか?』
『えーと、コピーしたい面を下に…、すいません、これはコピー面を上にセットするんでしたっけ?』
『そうですが、まさか…コピー面を下に…?』

何の事はない、私は裏表逆にセットしてせっせとコピーしていたのだ。それで自分の間違いを確認することなくコピー機のせいにしていたという体たらく。

その後はゆでだこのように真っ赤になりながらひたすら平謝りでした。ぺこぺこ。富士ゼロッ○スさんごめんなさい。