変態に対して対策を練る変態
娘が通う幼稚園は市からの不審者情報を掲示してくれるんだけど、「下半身を露出した男」というのが多いこと。こんな寒い季節にご苦労なことですね。うちも娘がいるから心配なんだけど、こういう時ってどう対応すればいいのか?と自分の若い頃を思い出すと私ってこういう時「ウォーッ」って言っちゃってたけど(キャーッと可愛い声は出ないのがポイント)。
それで夫に相談したら「相手は可愛くキャーとか言われたいから無視がいちばんじゃない?」
「無視される事で興奮するタイプのMだったらどうする?放置プレイって喜ぶかも」
「じゃあ、粗末なもん見せんじゃねーよって罵らせたら?」
「いや、でも言葉攻めされたって興奮するかもしれないし」
と、相手の裏をかいてるつもりなんだけどキリがなくなった。
えっなにそれこわい
娘を幼稚園まで迎えに行くと「おかあさん、きょうね、Aちゃんおやすみだった。おみみがいたいんだって」と言い出した。
母「風邪引いて中耳炎になったんだねきっと」
娘「ん?ちゅうじえん?」
母「おはな(鼻水)が耳に溜まって耳の中が痛くなる病気だよ」
娘「ふーん、Aちゃんいまなにしてるのかな?」
母「お薬飲んでおうちで寝てるんじゃないの?」
娘「Aちゃんはちゅうじえんにいったんじゃないの?」
母「え?」
娘「Aちゃんはちゅうじえんにいったんよ」
どうやら娘は幼稚園、保育園のように「ちゅうじ園」があるのだと思ってたそうだ。
酷道
うちはだいたい休みといえば1日はどこかへ出かけるのだが、だいたい天気が悪ければショピングセンターで天気が良いと公園などで子供を遊ばせることが多い。
日曜の朝、夫が突然「今日は行きたいところがあるんだけど」と言い出した。「3時間半くらいかかるかも」というので、高知の海洋堂フィギュア博物館かと思ってワクワクしてたら「四国カルスト」ですってよ。ナビで検索したら高知道の須崎東インター経由となっている。下道から行こうってなったら、短い走行距離で候補があるじゃない!で、愛媛の西条から高知方面に抜ける国道196号を南下して「あれ、高知の街の中入るのかな?」なんて思ってたら「次の信号を右折です」矢印には「仁淀川町」と出ていた。しばらくは普通の中央線がある片側1車線の田舎道だった。きっと仁淀川を見ながらのんびり走れる、その時はそう思っていた。そして突然、道幅が狭くなった。「おー、狭いけどさ、拡張工事してるから一時的に狭かったんだよ」……って楽観的になって走っていたら狭い林道になった。1台走るのにギリギリ。ガードレールもない。離合する路肩がない。対向車が来たら、バックするしかない。カーブミラーがあるから、確認しながらそろそろ走るんだけど、とにかく怖い。右を見ても、左を見ても、木しかない。それでもそこは国道を示す逆三角の標識が立っている。そのうち気づく。
「これって、酷道ってやつじゃないか…?」と。「これって、旅猿でひがしのりと矢部っちが走った道じゃね?」と私。夫も一緒に番組を見ていたので同じ事を思ったそうだ。助手席に乗ってるだけでも緊張する。日頃の行いが良かったのか、たまたま路肩がある場所で対向車が来て、一度だけ10mほどバックするだけで済んだ。
そんな思いをして四国カルストまで上がったら高山病っぽくなって…ちょっと動いたらハァハァする。そしたらちょうど「愛媛県 久万高原町」という看板が見えたので「ねえ、これって久万高原から抜けたら松山に出るんじゃね?国道33号に出るんじゃね?」…って行ってみたら交通量は多くて狭いもののなんとか離合できる道だった。「はじめから松山周りで行けば良かったんだね…」